新年の御挨拶(医療・介護の経営コラム02)

明けましておめでとうございます。旧年中は多くの方々にご厚情を賜り、無事に1年間を終えることができました。厚く御礼申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年のご挨拶に合わせて、私が毎年年末に行っていることについて書いてみようと思います。

それは「目指したい姿をイメージしながら来年の計画を立てる」ことです。

そうすることで「来年中に行わなければならないこと」がハッキリしてきます。また、常日頃意識しておらず隠れていた「本当はやりたかったこと」や「新しくやりたいこと」が出て来ることもあります。ここで私が行うステップを紹介したいと思います。

5年後までの段階的な目標到達イメージを描く

5年先までの「こうなっていたい」というイメージを描きます。毎年イメージを描いている場合は、前に考えていた内容を振り返って変化を確認してみます。

前回と変化が無ければ、それだけ本気度(自分の中の重要度)が高い普遍的な内容である場合が多く、計画的に着実に実行していく必要があると考えます。前回とどのくらい進捗があったのかを振り返り、さらに前進させるために今年は何を行うべきであるのかを考え実行していきましょう。

一方、「変化があった」「新しい内容がある」場合は、自分自身の「変化」であると言えます。その「変化」は自分自身の成長の結果であるかもしれませんし、単なる「気まぐれ」なのかもしれません。

どちらにせよ「変化した」ポイントは自分自身の思考の中で流動的になっている項目である可能性があります。まずは行動して結果を確認することで重要度を判断しても良いかもしれません。スピーディに「小さい失敗」「小さい成功」を創り出して判断して次につなげることが大切です。

このように、5年後までの段階的な目標到達イメージを描き、各項目の重要度を見極め取り組むべき項目と順番を決めることが大切だといえるでしょう。

現状を把握してクリアすべき課題と実施事項を考える

目標到達イメージを描いたら、次は現状を見極めます。目標に対して現在はどの程度のレベルにいるのか、何が足りていて不足しているのかを考えてみます。

また、現在の状況になっているのは何故なのかを考えてみても良いかもしれません。「他の事柄に関わることでこの事柄に取り掛かることができていない」「試行錯誤してみたが満足な結果を得ることができていない」等々、理由は様々あると思いますが、その要因を自覚することが今後の計画の展開に良い影響を与えると思います。

現状を把握した結果、5年後の目標達成に向けた問題があれば、その問題を乗り越えなければ目標の達成ができない可能性があります。その乗り越えるための「動き」を考え、具体的な実施項目に落とし込む必要があります。そしてその実施事項こそが毎年の計画につながっていくのです。

実施事項を各月の行動計画に落とし込む

実施事項を考えたら、それらを今年の行動計画に組み入れます。もしかすると施項事項の中には、他の実施事項の達成が前提で行われる内容も含まれているかもしれません。その場合は今年ではなく来年以降の行動計画へ落とし込みを行えば良いと思います。

また、実施事項の行動計画は「年レベル」ではなく「月レベル」に落とし込みを行うとよいです。そうすることで、どのタイミングで何を行う必要があるのか、各実施事項がどの程度進捗しているのかを俯瞰することができ、計画の遅れを取り戻す対応を素早く行うことができるでしょう。

今回のコラムのまとめ

このように5年後をイメージしながら各年の行動計画を立てると、今年実施するべき取り組みがイメージしやすくなると思います。これは個人の行動計画だけでなく、経営においても同じと言えるでしょう。経営者の方々は経営に関する今年の計画を年の節目に改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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